「垢抜けたい」と思ったとき、何かを“足すこと”に目が向きがち。でも実は、引き算のほうが効果的だったりします。
それは、ものだけでなく、習慣や思考にもいえること。
今回は、35歳からの垢抜けに欠かせない“取捨選択”について、私なりの視点でまとめてみました。
足し算より引き算で、余白のある垢抜けを
若いころは「盛ること」が楽しかった。けれど、年齢を重ねた今は、盛るよりも“引く”ことのほうが洗練につながると感じます。
持っているものを活かすためには、余白が必要。垢抜けとは、削ぎ落として残ったものが、自然とにじみ出る美しさなんです。
“いらないもの”に気づけると、自分が見えてくる
なんとなく使っているコスメ、着ている服、なんとなく続けている習慣。
そのひとつひとつに「今の自分に本当に必要?」と問いかけてみると、意外といらないものが多かったりします。
過去の自分が選んだものに、今の自分がちゃんとOKを出せるかどうか。
それを見直すだけでも、心のモヤモヤが少し晴れてきます。
思考や人間関係も“軽やかさ”が鍵になる
垢抜けって、外見だけの話じゃない。
情報、人付き合い、SNS、思考グセ…。
自分にとって“しんどい”ものをちょっと距離をおいてみると、それだけで顔つきや雰囲気まで変わる気がします。
「どう思われるか」よりも、「どうありたいか」で選ぶ。
その姿勢が、見た目の垢抜けにもつながっていく気がするんです。
「好きだから集める」気持ちも大事。でも…
私も、コスメや洋服、好きなものはたくさん持っています。
“少数精鋭が正解”ってわかっていても、好きだから集めてしまう。
それを否定するつもりはありません。
でも、ふとした時に「本当に手に取るのはこればかりだな」と感じること、ありませんか?
そういう“よく使うもの”だけを一軍にして、見える場所に置いてみる。
すると不思議と、暮らしも気持ちもすっきりして、自分らしさが自然と際立つようになるんです。
今日からできる、取捨選択のミニワーク
- クローゼット編:「最近着た服5着」だけを見えるところにかけて、1日過ごしてみる
- コスメ編:ポーチの中身を全部出して、「使っていない3つ」を手放してみる
- 思考編:「今日疲れた原因」を1つ書き出して、それを減らす方法を考えてみる
どれもすぐにできる小さなアクションですが、こうした取捨選択を積み重ねることで、「なんとなく選ぶ」から「意図して選ぶ」自分へと変わっていきます。
まとめ:取捨選択は、自分を整える“最初の一歩”
垢抜けるために何かを買い足すより、まずは手放すこと。
「本当に必要なものだけで、自分は十分」と思えたとき、不思議と見た目にも余裕がにじみ出ます。
取捨選択を繰り返すうちに、だんだんと“今の自分が心地よくいられる選択”ができるようになっていく。
それが、35歳からの垢抜けにとっての、最初の一歩だと思っています。
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