部屋が散らかると、心までくたびれてくる
最近ふと気づいたら、部屋がだいぶ散らかってた。
脱いだ服を椅子に置きっぱなし。テーブルの上はモノであふれてて、足元にはいつか捨てるつもりの紙袋。
はじめはちょっとした「まぁいっか」の積み重ねだったのに、
気づいたら、その景色が当たり前になっていた。

自分のことも、だんだん雑になっていく
部屋がごちゃついていると、
だんだん自分の扱いまで雑になっていく気がする。
スキンケアも、なんとなく適当に。
朝ごはんも食べずに、スマホを見ながらコーヒーだけ。
夜も「今日はもういいか」で、歯磨きをサボった日があった。
「どうせ誰も見てないし」って思ってたけど、
ほんとは、見てないふりをしてたのは自分自身だったのかもしれない。
少しずつ捨てて、少しずつ戻っていく
そんなある日、なんとなく気になって
床に置きっぱなしだった空き箱を捨てた。
ついでに、使ってないコスメも整理してみた。
ほんの少し空間ができただけなのに、
気持ちが少しだけスッと軽くなった。
「私、こういうの、好きだったな」って思い出した。
片付けって、ただモノを減らすことじゃなくて、
今の自分にちゃんと目を向ける時間でもあるんだと思う。
ひとつずつ。埃ひとつだけの日があってもいい
毎日完璧じゃなくてもいい。
埃をひとつ取るだけの日があってもいい。
何もできなかった日があっても、それもちゃんと意味のある一日。
でも、できるときに、ひとつだけでも動いてみる。
それだけで、少しずつ自分の扱いが変わっていく。
片付けって、自分との信頼を取り戻していくような感覚。
急がなくていい。ひとつずつ、戻っていけばいい。
おわりに
部屋って、自分の心を映す鏡みたいなもの。
「ちゃんとしなきゃ」じゃなくて、
「ちゃんと戻れる場所を作ってあげたい」と思えることが、
もうすでに、自分を大切にし始めたサイン。
いま、まだ片付けの途中だけど、
この小さな変化を、自分自身にちゃんと見せてあげたい。
そして、「よくやってるよ」って、そっと声をかけてあげたい。
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