誰かのためじゃなく、自分のために装う

マインド・暮らしの整え方

──「自分の装いで、自分を応援する」ってこういうことかもしれない

「どう見られるか」ばかり気にしていた頃

昔は、“他人の目”を気にして装っていた。
褒められる服、好感度が高そうなメイク、無難な色。
でも、そうやって選んだものなのに、どこかしっくりこなかった。

「似合ってるね」って言われても、気分が上がらない。
むしろ、自分らしさを見失っているような、そんな感覚があった。


思いきってやってみた、ハイトーンの髪

ずっと気になっていた、ベージュ系のハイトーン。
一度はやってみたかったけど、なんとなく勇気が出なくて後回しにしていた。

でもある日、「今やらなかったら、ずっとやらないかも」と思って
思いきって美容院の予約を入れた。

仕上がった髪色を見て思わず笑ってしまった。
「あ、いいかも。なんか今の私っぽい」
そんなふうに思えたのが、すごく嬉しかった。


無理せず「好き」を選ぶだけで、しゃんとする

それは、劇的な変化じゃないかもしれない。
でも、自分の「やってみたかった」「これが好き」を叶えることって、
こんなにも心を整えてくれるんだと気づいた。

無理して流行に乗ったり、誰かの好みに合わせたりしなくていい。
自分が「これが心地いい」と思えるものを選ぶだけで、
自然と姿勢がしゃんとして、自分らしさがにじみ出る。


「自分なんて…」と思っていた頃の、負のループ

実は、過去には「自分なんて」って思っていた時期もあった。
食事もテキトー、スキンケアも適当、服もどうでもいい。
そうやって自分を後回しにしているうちに、
どんどん自信をなくしていった。

“適当”の積み重ねが、気づけば心まで擦り減らしていて、
また「やっぱり私なんて」と思ってしまう――そんなループ。


自分を丁寧に扱うことが、自己肯定感につながる

でも、そんなときでも「自分を大切にする」ことはできる。
お気に入りのリップを塗るとか、
いい香りのハンドクリームを塗るとか、
ハイトーンの髪にしてみるとか――
そんな小さなことでも、「自分のために装う」っていう行動は、
少しずつ心に灯をともしてくれる。

装いは、他人のためじゃなく、自分のためにするもの。
それはつまり、自分を応援する手段なんだと思う。


小さな「好き」の積み重ねが、自分らしさを育てていく

垢抜けって、外見だけじゃなくて、
「自分をどう扱っているか」の積み重ね。

他人の目より、自分の気分が上がるかどうか。
その基準で選んだ装いは、きっと自分らしさにつながっていく。

自分の機嫌を、自分でとっていくこと。
自分の装いで、自分を応援していくこと。
それが、35歳からの垢抜けにとって、
いちばん大切なマインドかもしれない。


おわりに:まずは、鏡をちょっとだけ見てみる

装いを整えるって、いきなり何かを買い足すことじゃなくて、
まずは「今の自分」をちゃんと見ることから始まるのかもしれない。

朝、出かける前に鏡をちょっとだけ見てみる。
「あ、今日の私、悪くないかも」
そう思えたら、その日一日がちょっと軽くなる。

小さな気づきが、自分を整えるきっかけになる。
そんな日々を、少しずつ重ねていけたらいいよね。

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