垢抜け=自分を大切にすること、なのかもしれない

マインド・暮らしの整え方

「垢抜けたい」と思ったのに、何かが違った

雑誌で見つけた、ちょっと背伸びして買った洋服。
モデルさんの着こなしに憧れて、「自分もこんなふうになれたら」と思って買った一枚だった。

でも、いざ自分で着てみると、なんだか違う。
「顔が違うのは仕方ないとして、何が違うんだろう?」
鏡の前でそう思ったとき、胸の奥にモヤモヤとした違和感が残った。


当時の私は、自分にちょっと投げやりだった

その頃の私は、自分に対してどこか投げやりだった。
仕事に追われて、髪も乾かさずに寝る日が多かったし、肌荒れしても放置。
「どうせ私なんて変わらないし」と、半分あきらめながら毎日を過ごしていた。

でも、あのモデルさんが素敵に見えたのは、服だけの問題じゃなかった。
髪のツヤや肌の透明感、姿勢や表情――
どれも、“自分を大切にしてる人”からにじみ出る雰囲気だった気がする。


“自分を丁寧に扱う”を始めた日々のこと

「垢抜ける」って、特別なことをするんじゃなくて、
“自分を雑に扱わない”ことの積み重ねなのかもしれない。
そう思ったのが、私の小さな変化のはじまりだった。

まず始めたのは、クレンジングを丁寧にすること
それまでは疲れてパパッと済ませていたけど、「今日も一日おつかれさま」と声をかけるような気持ちで、優しくメイクを落とすようにした。

それからもう一つ、毎日鏡を見るようにした
それまでは、なんとなく現実を突きつけられるようで苦手だったけど、
「変わりたい」と思ったから、あえてちゃんと向き合ってみた。
最初は気が重かったけれど、だんだんと「自分のことを放っておかない」気持ちが育っていったように思う。


垢抜けは、積み重ねた「自分を大切にすること」

そんなふうに、小さなことから“自分を大切にすること”を続けていたら、
ある日、職場で「最近なんか調子良さそうだね」って言われた。
たったひと言だったけど、すごく嬉しかった。
見た目が劇的に変わったわけじゃない。
でも、自分に向ける意識が変わっただけで、ちゃんと人に伝わるんだと思えた。

垢抜けって、特別なことじゃない。
見た目を整えることも大切だけど、
日々の小さな選択や習慣――“自分を大切にすること”の積み重ねこそが、
何より大切なんだなって、今は思う。

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