着るだけじゃなく、“着こなしてる”
① はじめに:垢抜けてる人ってどんな人?
派手な服を着ているわけでもないのに、なんだか目を引く。
そんな「垢抜けて見える人」っていますよね。
その違いって、実は“センス”の問題じゃなくて、
「なんとなく」で選ばず、ちゃんと自分で“選んでいる”かどうか。
それだけで全体の印象はぐっと変わります。
② “なんとなく選ぶ”と“ちゃんと選ぶ”の差
たとえば「今日はなんとなくこの服でいいか」と着た日と、
「今日は人と会うから、顔映りがいいトップスにしよう」と選んだ日。
服そのものは同じでも、印象はまるで違います。
アクセや小物、髪型までちゃんと考えて選んでいる人は、
全体のバランスが整って見えて、自然と“こなれ感”が出る。
つまり、“垢抜け”の正体は、小さな選択の積み重ねなんです。
③ 垢抜けて見える人は“筋を通してる”
何を選ぶか迷ったときの判断基準。
それが「自分の好き」や「落ち着くスタイル」だと、ブレにくくなります。
流行に流されるより、「私はこういうのがしっくりくる」と分かってる人の方が垢抜けて見えるのは、
選び方に“筋”が通っているから。
パーソナルカラーや骨格診断も参考になるけれど、
結局は「自分が心地いい」と思えるものを知っている人が、一番強いんですよね。
④ 着るんじゃなくて“着こなしてる”
「着てるだけ」って、どこか服に着られているように見える。
一方で“着こなしてる人”は、同じ服でもなぜかその人にフィットしてる。
その違いは、自分に似合うようにちょっと工夫してるかどうか。
アクセサリーを足すとか、髪型を整えるとか、
ただそれだけでも「着る」が「着こなす」に変わる。
⑤ 一貫性があると、自然と統一感が出る
実は“こなれて見える人”って、色・素材・テイストに一貫性があるんです。
例えば、ナチュラル系が好きな人はリネンやコットンを中心に選ぶし、
落ち着いたトーンの服が多い人はバッグや靴もベーシックカラーで揃えている。
一貫性があると、全体に統一感が生まれてスッキリ見えるし、
「この人、ちゃんと自分の軸があるな」と自然に感じさせてくれる。
自分の好きや似合うがわかっていると、無理せずその統一感が出てくるんですよね。
⑥ 「抜け感」は、余白とバランスの妙
垢抜けのカギとしてよく出てくる「抜け感」って、どこから生まれるんだろう?
それは**“全部決めすぎないこと”と、“手抜きにならないこと”のちょうど中間**にある気がします。
- 髪もメイクも服もアクセも完璧に盛ってると、少し窮屈な印象になる
- でも逆に、全部ラフだと「ただの手抜き?」って見えてしまう
垢抜けて見える人って、この**“抜くところ”と“締めるところ”のバランス**が絶妙。
たとえば:
- 洋服はきちんとしてるけど、髪はラフなお団子
- メイクはしっかりだけど、アクセはひとつだけ
- 上はジャケットだけど、足元はスニーカーで抜けを作る
**「ちょっとだけ外してる」「余裕があるように見える」**ことが、
実は一番自然な“抜け感”につながっているのかもしれません。
⑦ 最後の仕上げは「鏡チェック」
どんなにいいアイテムを選んでいても、
鏡で全体を見ることを忘れると、ちょっと惜しい。
全身鏡で見てみると、
「バッグと靴がちぐはぐだった」とか「髪のバランスが気になる」とか、気づけることがたくさんあります。
鏡を見て、自分で微調整して、“自分らしいバランス”に整える。
それが垢抜けの最後の一歩。
⑧ おわりに:垢抜けは習慣でつくれる
垢抜けって、特別なセンスが必要なものじゃなくて、
なんとなく選ばずに、“自分でちゃんと選ぶ”ことの積み重ね。
自分の好き、似合う、しっくりくる。
それを意識して選んで、鏡で整えるだけで、“着こなす人”に変わっていける。
今日からでもできる小さな工夫が、
明日の自分をちょっとだけ垢抜けさせてくれるかもしれません。
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